1: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/14(火) 10:50:33 ID:pa7x1YX2


 満月。気温は落ち込みを知らず、いつまでもテンションを引きずる熱帯夜。

 少年が脱衣所で服を脱ぎ、戸を開け、広いバスルームへ入ると、そこに一匹の蛇が居いました。
 浴槽の縁に両手を付いて腰掛け、柔らかく肉付く長い尾が、床のタイルを不可視にする程に埋め尽くしています。


「み、ミーア!? ゴメン、すぐに出るよっ!!」

「あっ、だぁりんたらやっと来た。女の子を待たせるなんてぇ、ぷんぷんがおーだぞっ♪」


 思いもしない利用者に驚いて立ち竦む少年。そんな少年の前で微笑むのは、ナーガ、ラミア、シーサーペント……どれとでも言い表せる生物。

 淡いピンクに艶めく長髪と、切れ長のゴールドアイ。見るもの全てに女を意識付ける抜群のプロポーション。
 腰から上だけなら、一糸纏わぬその姿は間違いなく至極。この世の誰よりも美しい。

 しかしそこから下。足の付け根、剥き出しの女性器から下は、全く真逆のグロテスク。

引用元: ミーア「がっぽがっぽ」【モンスター娘のいる日常】

4: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/14(火) 20:48:04 ID:pa7x1YX2

 表面から淫液を滲ませてヌルヌルに濡れ、その全長は七メートルを楽に超える。


「あれっ、約束なんかしたっけ?」

「したよー。ほらっ、あの時だよっ、あーのーとーきー」


 半分は人並み外れた美貌で、半分は人並み外れた醜悪。
 半人半蛇の亜人は、細長い舌を胸元まで垂らして少年に微笑みます。


「いや、待て、そんな約束、やっぱりしてな……っく!?」

「どぉしたの、だぁりん?」


 気が付けば……少年の瞳は可憐な蛇の顔を見詰め、ペニスは太く大きく反り返り、パンパンに膨らんで勝手に射精する準備を整えていました。

 鼓動は荒く、呼吸は熱く。例え人間の規格を逸脱していても、蛇は人間の女など比較にならないまでにオスの部分を刺激するのです。


「ちょっ、ちょっとたんま!!」

「うわー、うわー、んふふふふふっ……我慢は蛇の毒より悪いのである。かまーーん♪」


 蛇は自らに見取れてる少年に気付き、一層に口元をつり上げると、人差し指を折り曲げて挑発し手招きします。
 肉欲的にひしめき合い、妖しくうねり渦を巻く、蛇尾の海に優しくいざなっているのです。

5: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/14(火) 20:49:29 ID:pa7x1YX2


 少年は局部をタオルで隠し、慌てて逃げようとしますが……
 蛇の先細りになってる尾先は、既に足首へと巻き付いて身動きを捕らえていました。

 そして一瞬の間に身体中を這い登ると、柔らかくヌメる蛇肉で少年をガンジガラメにしたのです。

「ミーア!! バレたらおしまいなんだぞ!?」

「逆を言えば、バレなきゃ問題ナッシングなんでしょ?」


 左足を、右足を、左腕を、右腕を、胸部を、腹部を。
 きゅきゅぅっ……と気持ち良く締め付けて、もう逃げられないよと諭します。

8: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/15(水) 15:06:54 ID:MulOiaME


 手付かずのペニスから次々とカウパーを誘い出し、心底から甘く痺れさせるメスの蛇香。
 それが充満して思考能力さえ衰えさせるバスルーム。


「そ、れ、にぃ、だぁりんの『ココ』は……えいっ、つん、つんっ♪」

「アホーーーーーっ!!!」


 少年は首を左右に振りながらも、肌を紅潮させ、瞳を潤ませ、痛々しいくらいに血管を浮かばせて、ペニスを勃起させてしまいました。

 言葉では幾ら否定していても、身体は、本能は、すっかり蛇から与えられる快楽に屈伏しきっていたからです。

9: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/15(水) 15:08:08 ID:MulOiaME


 長く肉厚な舌が脈動する口内。
 触れなくともプルプルと揺れて弾む豊満な乳房。

 どちらから受ける刺激でも、少年は気絶するまで射精し続けるでしょう。


「っ……ねぇ? 本当に、イヤ?」

「えっ!? あのっ、だからだな……バレたら」


 しかし、それ以上に視線を惹き付けるのは、人と蛇の境界線。
 ピンク色でペニスを誘惑する、人外の卑猥過ぎる女性器。


「良いんだよ? イヤじゃなきゃ……今は、それだけでいいの。ねっ? しよっ?」

「おい、だから待てって!!」


 まるで薔薇の様に何重にもラヴィアが重なり合い、それぞれが異なる動きで擦れ合っています。
 トロットロに糸を引く蜜を絡み付かせ、少年のペニスを迎え入れる為、肉ビラを開花させているのです。

11: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/16(木) 15:39:09 ID:wiiK93kQ


 中心の秘孔からは、もわあぁっと熱く蕩ける原液蜜の湯気が立ち……

 無数に存在する細長いミミズのような触ヒダを、膣外まで露出させてゴチソウを待ち侘びています。


「もう待てないもん!! ひっさつ、だいしゅきぐるぐるホールドォッ!!」

「おわあああああああああああ!!?」


 少年の身体は尻尾に巻き付かれて空に浮いたまま、蛇の目前まで引き寄せられてしまいました。

 足は蛇の腰を跨ぐように広げられ、尻は両手で抱え持たれ、腕は後ろで尾先に縛られ、もはや男性器を薔薇膣に挿入するしか道は有りません。


「私の初めて……だぁりんにプレゼントするねっ♪」

「ミーア!! ぐっ、ヤメ、るんだっ!!」


 世界中で最も淫らな晩餐。ペニス輪姦がこれから始まるのです。

12: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/16(木) 16:00:20 ID:wiiK93kQ


 少年が蛇を見て驚き、逃走を試みたのが一分前。
 それが今や、すっかり出来上がって恍惚の喘ぎ声に変わっていました。

 長い尻尾でムチムチと優しく締め付けられ、媚薬効果の淫液を塗りたくられ、全身を真っ赤に火照らせてしまっているのです。


「フフッ。だぁりんも、下半身は凶悪なケダモノさんだぁ」

「うっ、ぐっ、はぁっ、はぁっ、アツ、い……」


 膨張したペニスからは、まるで射精しているかのように、凄まじい量のカウパーが太ももを伝って零れ落ちていました。

 そんな様を見て、蛇は目を三日月の形にして微笑みます。


「もう、我慢できない? それじゃあ、だぁりん……召し上がれっ♪」


 射精に至れないギリギリの刺激を与え続け、快楽の虜にして優越感に浸り……

 その後で、熟し切った肉の棒を、ゆっくりと、ネットリと、睾丸が空っぽになるまで、花唇の中でしゃぶり尽くすのです。

13: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/17(金) 15:46:11 ID:pd1n9Z/g


 そしてついに。


「頼むっ、放し……ひっ!? ぐあああああああああああああ!!!」


 蛇は少年の腰を引き寄せ、自らのヴァギナにペニスを押し当てると、ズブズブ音を立てて呑み込んでしまいました。
 根元まで包まれた途端、開花していた幾重ものラヴィアは同時にすぼまり、蕾(つぼみ)の様に縮まって、ペニスを逃がすまいと柔肉の花びらを蠢かせます。

 少年は、声が枯れる程の大きな雄叫びを吐き、とんでもない絶頂の波に身を任せるしかありません。
 膣壁に生える、細かい凹凸で覆われた触ヒダ達が、我先にと陰茎へ絡み付き、カリ首や裏スジ、鈴口までも、ぐにゅぐにゅとイヤラシク擦り上げて、ペニスを放してくれないからです。


「こうでしょ? ここをこうされるのがいいんでしょ? これが気持ちいいんでしょ!?」

「ミーアアアアアアアアアアアァァッ!!!」


 少年は小刻みに痙攣して気をやると、拡張された尿道から、一発で着床させる勢いの膨大な精液を、遠慮無くビュクビュクと蛇の子宮に叩き付け、射精したまま気絶してしまうのでした。

14: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/17(金) 15:56:33 ID:pd1n9Z/g


 しかし、蛇はこんなものでは許しません。注ぎ込まれる精液で、卵巣が溺れるまでは満足しないのです。


「ふんん!! んっ、私も……我慢できなくなっちゃった。挿れ、るね?」


 蛇が少年の尻肉をガッチリ掴み左右に掻き分けると、淫液と快楽とで完全に弛筋した肛門括約筋は、何の抵抗も無くその小さな口を拡げます。

 すると蛇は巻き付けていた尻尾を腕から離し、少年のペニスよりも細い尾先を、事も有ろうに引き伸ばされたシワの中心に押し当てるのです。
 蛇の表情から余裕は消え、頬は恥じらう少女のように赤く染まり、これから自身へ迫るだろう快楽に躯(からだ)を震わせます。


「ふぅっ、ふぅっ、挿れちゃう……だぁりんに、挿れちゃうんだからぁ♪」


 尾先は性感帯の密集したクリトリスやペニスと同じで、挿入時に物凄い快楽が自らに返って来るからです。

 蛇は興奮気味に荒く肩で呼吸すると、柔軟されてほぐれたアナルに、淫液でヌメる尾先を奥深くまで挿入して行きます。
 ズボズボと遠慮無くハメ倒し、唇に似たコリコリの結腸を執拗に小突くのです。


「んんっ!! ぁ、すき、だよっ。すきっ、すきっ、だぁりん大好きぃっ!!」

「ひぎっ!? ああっ!! ヤメろおおおおおっ!!!」


 少年は即座に覚醒して首を横に振り、体内を出入りする初めての異物感に苦しみますが、それを遥かに凌駕する快楽に身を悶えさせてしまいました。

15: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/17(金) 16:17:52 ID:pd1n9Z/g


 人外のヴァギナで絶え間無くペニスを咀嚼されて、射精は透明な色になっても一向に止まりません。

 少年のアナルも、蛇が暴れ回り、のたうち回り、前立腺をえぐり上げ、腸壁の中は尻尾を扱くオナホールにされてしまいました。
 前も後もこんな刺激を受けては、射精を防ぐ事など不可能です。

 まるで生命まで吐き出すかのように、淫らな蜜壷へ白濁を注ぎ続けるのです。
 背中を反らせ、足の指までピンと伸ばし、身体を震わせてイキ狂うのでした。


「だぁりん、いっしょにイこ? いっしょにっ、いっしょにぃ!!」


 蛇は快楽に歪む少年の顔を抱き寄せ、胸の谷間へ挟み込むと、少年が動けないのを良い事に、激しく腰を振り立てます。

 甘い雌の匂いが充満するバスルームに卑猥な水音が響き渡り、断末魔のような少年の叫び声と共に、ペニスは尿道を拡げてビュルビュルと体液を噴き出しました。


「ん……いっ、くぅぅぅぅぅぅぅぅっ!!!」


 蛇も、ばちゃばちゃと流し込まれる精液で子宮を満杯にされ、ようやく絶頂を迎えます。


 とてつもなく長い射精を終え、ダラリと蛇にしな垂れ掛かる少年。

 蛇は膣内を締め付けて残り汁まで吸い上げ、その衰弱した身体を抱きかかえると、余韻に浸る間も無く……
 二回目の性交を迎える為に、少年を自らの部屋へと連行するのでした。

16: ◆uC4PiS7dQ6 2015/07/17(金) 16:33:08 ID:pd1n9Z/g




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公人「最近みんな、部屋に引き込もって何をやってるのかと思ったら……」

ミーア「実録ノンフィクション!! 人間と亜人のラブスペクタクル!! そこから始まる全編濡れ場!! 原稿用紙1000の大作だよ!!」


公人「いや、全く見に覚えのないフィクションなんだけど?」

ミーア「これが売れたら、がっぽがっぽ……家計も潤って、毎日ウコッケイの卵。じゅるり、どゅへへへへ」



パピ「次はパピの読んでー!!」トテテッ

セレス「そんなものは売れん!! それよりもこの恋愛小説の方がだな」


公人「……」

公人「それよりも、先に家事をおぼえてくれ……」

17: 以下、名無しが深夜にお送りします 2015/07/17(金) 16:34:39 ID:pd1n9Z/g
おわり


 このアニメを見て、8年ぐらい前に書いたモンスター娘SSを思い出したので、手直しして投下。